CNAC第7回全国フォーラム

CNAC第7回全国フォーラム ~海と生きる~

国土交通省港湾局および一般財団法人みなと総合研究財団のご後援を頂き、 総勢47名の参加がありました。
開会に続き、三好代表理事の挨拶、国土交通省港湾局海洋・環境課 港湾環境 政策室 杉中室長からの来賓あいさつ後キーノートスピーチに入りました。

今回のテーマは、「海と生きる」。そこでキーノートスピーチとして、海に魅せられ、海とともに生きるお二人をお迎えしてご講演頂きました。

お一人目は三宅島在住、ネイチャーガイド穴原奈都 様。穴原様は、2000年三宅 島の大噴火を経験され、全島避難の後2010年 帰島。故・ジャック・モイヤー博士に影響を受け、海洋生物に興味を持たれた経緯や、島の産業を取り入れた海洋自然体験活動による島おこしの様子を「未来に繋ぐ故郷の海」と題してご講演をいただきました。

もうお一人は南伊豆エコツアーネイチャーガイド堀直也 様。堀様は、横須賀市生まれで、2001年に「エコサーファー」という環境活動を行うサーファーのグループを湘南で立ち上げ、海岸清掃、環境教育プログラム、ビーチマネーの運営など環境に関する様々な取り組みについて、「サーファースピリッツで挑む海辺の環境学習」と題してご講演を頂きました。

お二人のキーノートスピーチの後は、CNAC会員団体からの活動報告で、環境学習活動団体、環境ボランティアサークル亀の子隊(愛知県田原市)鈴木吉春 様から「きれいな海を守る心をひろげるためのプロジェク ト」の報告。健常者、ハンディキャップ者の融合活動団体、NPO法人海の達人(三重県津市)大野木博久 様から、アクセスディンギーなどによる「海のバリアフリーまつり」の報告。

地域連携、地域活性団体、ほっかいどう海の学校(北海道 小樽市)大塚英治 様から「美しい海づくりプロジェクト-市民協働による環境と安全・ 学びのまちづ くり-」の報告を頂きました。

なお、NPO法人海の達人は、平成24年度国土交通省バリアフリー化推進功労者表彰を受賞されました。

また、ほっかいどう海の学校の「美しい海づくりプロジェクト-市民協働による環境と安全・学びのまちづ くり-」は、第32回全国豊かな海づくり大会において、漁場・環境保全部門大会会長賞を受賞されました。

フォーラム後半は、「今、海と生きる、とは」と題して、海の自然体験活動を続けていくための人材育成などについて参加者全員での全体討議を行い、成功裡に終了しました。

●当日の模様は添付ファイル[PDF:554KB]をご覧ください。

 

□キーノートスピーチ

①「未来に繋ぐ故郷の海」発表資料(PDF:1MB)
 穴原奈都さん(三宅島ネイチャーガイド)

②「サーファースピリッツで挑む海辺の環境学習」発表資料(PDF:449KB)
 堀直也さん(南伊豆エコツアー・ネイチャーガイド)

→キーノートスピーチ(PDF:426KB)

□活動事例報告

①「きれいな海を守る心をひろげるためのプロジェクト」発表資料(PDF:2.2MB)
 環境ボランティアサークル亀の子隊代表 鈴木吉春さん

②「海のバリアフリーまつり」発表資料(PDF:673KB)
 NPO法人海の達人理事長 大野木博久さん

③「美しい海づくりプロジェクト-市民協働による環境と安全・学びのまちづくり-」
発表資料(PDF:785KB)
 ほっかいどう海の学校事務局長 大塚英治さん

→活動事例報告(PDF:385KB)

□全体討議「今、海と生きる、とは」
コーディネーター:野外教育事業所 ワンパク大学代表 三好利和(CNAC代表理事)

→全体討議(PDF:420KB)
→各発表者のプロフィール(PDF:405KB)

□その他
挨拶:opening(PDF:152KB) ending(PDF:119KB)

 

2013年02月08日|活動のカテゴリー:平成24年度